人生の最盛期

時は1994年2月。俺は見事大学に現役合格し、卒業まであと1か月という時に友達に誘われて行ったパチスロ店をきっかけにどっぷりはまった。

最寄りの駅から大学までバスだと10分程。徒歩だと20分強。しかし俺は徒歩を選んだ。途中にパチンコ店が3店あるからだ。

平日はほぼ毎日パチンコ店に通い負け続け金も無くなり大学の出席もほぼ無く1年の後期は多分1度も大学に行ってない。取った単位もおそらく0だろう

そんな俺が2~3年ほどバイト生活をしていた1997年に人生は変わった。

クランキーコンドルである。もともと働くのが嫌で大学を目指した俺だが、この機種の登場により、運だめし感覚で打ってたスロットの概念を一刀両断するほど考えが変わった。この事によりおよそ10年程のスロニート生活が始まった。

途中はカットするが規制などいろいろあって勝てなくなり、今はただの介護職員だが、自由に生活できた

あの10数年が自分にとって人生の最盛期だ。